保育園児育児中でフルタイムで働くワーキングママでしたが、退職します。
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昨年後半から今年にかけて私の身に起きた、大きな変化について書きたいと思います。
その変化とは、
念願の2人目を授かったこと、と
会社員を辞めることになったこと。
こんにちは、保育園児を育てるフルタイムワーキングマザー(元)のひなたです。もうこの肩書き(?)は使えないな(^_^;)
さて。
私にとって人生の大きな転機がやってきています。
正直不安も不満もあった、今回の決断。もう決めたことなので、いまは心と体を優先して、ゆっくり過ごしてるんですけどね。
退職を決意するまでのところと現状、そしてこれからどうするの?ってところを、書いてみます。
2人目退職を決意するまで
起こったことは、よくありそうな話です。
【2人目妊娠判明\(^o^)/→産休育休&復職する気マンマン→夫の転勤話→泣く泣く退職】
2人目のことは夫婦でずっと待ちわびていたので、ほんとに嬉しい。やっと来てくれた〜っていう感じ。
でも、でも…タイミングって難しい。こんなときに夫の転勤話が転がり込んでくるとは。
夫は遠方へ行く。
私はどうする?
別居も選択肢にいれつつ、モヤモヤ悩む時期が続きました。そして最後の最後まで悩んだ末の結論で、仕事を辞めてついていくことにしました。
退職への葛藤
せっかく軌道に乗せた仕事と生活。私は変えたくありませんでした。だから退職することには、不本意という思いもあります。
で、あがくわけです。「夫に単身赴任してもらって、私1人がめちゃくちゃ頑張れば何とかなるかも?」って。
1人で子育てと出産さえ乗り切れば、産休育休時短勤務フル活用で、娘もいまの保育園のまま通い続けられるし、会社を辞めずに居られる。
でも。
子供にとってそれが幸せなんだろうか? もしも私が倒れたら、生まれてくる子供と保育園児の娘はどうなる?出産前後の娘の世話はどうする?いろいろなリスクを冒してまで会社員を続けるのが、正しいのか?誰のため?
12月あたりはつわりでつらい中、人生の大きな決断をするために悩みすぎて、ほんとに内臓が溶けそうなぐらい苦しかった。こういう相談って、誰にもできない…(>_<)
退職の決意で最後に背中を押したのは、娘の一言でした。
「新しい場所でもがんばれるから、一緒にお引越しする」
この言葉が出てきた瞬間。私が仕事を続けたいという思いは、現職にしがみ付きたいという私のわがままとただの自己満足に見えてきてしまいました。現状維持する理由が一気に薄れてしまったんです(お金の問題はあるとして)。
そして、私は退職を決めました。
退職を控えた現状と心境
正式な退職日は、実はもう少し先です。
職場の方々は惜しんでくれつつ、私の状況を理解してくれているので、時々出勤して引き継ぎをしつつ、大部分を有休消化に充てさせてもらっています。ありがたや〜
休みの日は、妊婦健診や歯科治療、引越し準備などをしてます。あとは、カフェでゆっくりしたり、つわりでへたっていたりする…
働いてる時はなかなか時間が取れなかった通院が、どの平日でもオッケーなのでスムーズで新鮮です。てか、働いてる時の妊婦健診なんて激混みの土曜しか行けなかったもんなー。
一方で、娘の送り迎え以外に用事がないと、体調がすぐれないのもあっていくらでもグダグダできてしまい、何も生産していない自分への自己嫌悪でツラい(と思っててもグダグダしちゃう。外寒いの…)。
退職を控えた30代半ば女の心境
ずっと技術職でやってきて、ここでキャリアが止まることへの無念さ
仕事&子育て両立のワーキングマザースタイルをやっと確立できた今になって、これを変えること
収入がなくなり、生計を夫の収入1本に頼ることへの不安
環境変化による娘への影響
…実のところ、 2人目がお腹にいることを忘れさせるくらいネガティブな要素の数々で、日々埋め尽くされてます…そう簡単に前が向けるかいっ\٩(๑`^´๑)۶/
仕事バリバリしてたときは、1-2ヶ月に1度の有給休暇が楽しくてたまらなかったのに…退職前の有給消化となったいまの休みは、目的を失った放浪の民のような心境のときもあります。
ワーキングマザーであるということが、自分の中でいかに拠りどころになってたかに気づいた時間でもありました。
「仕事(社会)でも貢献していて、子育てもワンオペでこなし、お金も稼いで家庭でも貢献できている私。しかも、報酬(お給料)付き」
仕事で大変なことは多々あるものの、社会的にも自己承認欲求を満たしてくれるワーキングマザー生活は、自分にとって不可欠な要素だったみたい。
その働いている自分を失うとき、 経済活動(会社、家庭)に貢献できない状態をまだ受け入れきれてないかもしれません。
ホッとしている部分もある
とは言っても、子育てでは、いままで気付かなかった大きなメリットも感じています。
有休消化で休みの日は保育園お迎えを早めに行ってるんですけどね、たった30分早めるだけでも、帰宅してからの過ごし方にめちゃくちゃゆとりが出るんですね。ビックリです。
私も余裕ができて、子供と話す時間も増え、ゆっくりと時間がすぎていくのを堪能してます。
今まで出来てたつもりのことが、決して十分ではなかったんだと思い知らされました。
こんな時間の使い方ができるんだとわかったことは収穫です。
30代後半で二児の母(予定)、退職してこれからどうするの?
常日頃から、先のことはよく考えるタイプではあるんですが、今回はあまりに先のことが盛りだくさんすぎるので、逆にあまり考えるのをやめましたw
とりあえず目の前のタスクを一つひとつこなすことに集中していきます。まずはスムーズな退職と引っ越し作業、無事の出産…環境の変化に伴う娘へのケアもしっかりしたいし。これだけでも十分多いです。しかも夫は先に転勤先に移動する予定なので、引っ越しは私一人でやることになりそうだし涙
産後についてはぼやっとイメージだけはしています。まず1年は育児に集中するつもり。新しい場所で私も早く馴染みたいし、もちろん娘が新しい環境に入れるかにいちばん配慮しなくちゃいけないし。
で、下の子が1歳になる頃には、仕事再開を視野にもぞもぞ動き出したいなと企んでおります…どうなることやら。
あと直近の話で、現職の業務の一部で私が担当していた部分を、外部委託という形で引き続きやることになりました。フリーランスみたいな形です。担当していた業務でメンテナンスや要望に応じたアップデートが必要なものがあるので、私も納得いく形に完成させられるまで関わらせてもらえるのはありがたい。
いつまで続けるかは上司と相談しつつ、「体のほうを優先しながらときどきやってね」みたいなありがたみ〜なお言葉を頂いてます。
会社員とくらべるとお給料はお小遣い程度にしかならないけど、すこーしだけ外の社会と関わりを持てることで気分転換にもなりそう。
ライフスタイルと意識は変えたくない
仕事を辞めると、家事育児時間・自由時間・仕事的な時間(委託業務や引越し作業など)それぞれの線引きが難しくなります。
何にもしてないうちに1日が終わってしまうような虚無的な日々になるのは、避けたい。ダラダラするのは好きなのに、ダラダラした後の自己嫌悪がたまらなく嫌なんですよ。
なので、働いていた時と同じように過ごそうと決めています。
具体的には
- 家事は朝と夕方以降のみ(日中はしない)
- 掃除機はルンバ任せ、夜洗濯&乾燥機使用
- 夕飯作りは夕方から、日中は自分のための仕事時間
とか。
仕事時間とはいっても仕事は辞めてしまうので、例えば、今なら、職場からの委託業務や引越し荷物整理などを仕事に準ずるものとして、家族がいない日中にこなしています。通院とか、体休めたりとか、カフェ行ったりもするよ。
ただ子どもに関してだけは、以前より時間を割きます。お迎えに早く行って、お風呂に入る時間を長くし、寝る前の遊び時間を増やす。およそ+1.5時間。今までフルタイムで働いていた時間を時短にするイメージ。
意識はワーキングマザーのまま、でこれからも過ごしていきます(、、、赤ちゃんが産まれるまではとりあえず)。
退職=終了、ではない
今回の退職は予定外のタイミングだったけど、実は退職自体は考えたことが何度もあります。
これから先どんな自分でいたいか、をものすごい考えた時期があって。その答えとして新しい環境にチャレンジしようと決め、どこかのタイミングで退職しようと、ひそかに準備してました。夫以外は誰も知りません。
しかし、準備が十分でないまま現職を退職することになり。いったん、新たなチャレンジへの道は途絶えました。
会社員という太いレールを一度外れた30代子持ち女性が、ブランクを経て復職するのはただでさえ容易ではない。やろうとしていた新しいチャレンジを、2人目出産後に実現するのはかなり難しいはず。
けれど、否応なく退職せざるを得なかったことが、実はチャンスなのでは?とも思ってたりするんですよね。強制的にそこから追い出されることで、違った形で新しい挑戦ができるチャンスをもらったのかも知れないって。
ワーキングマザーで悩んで苦労したからこそ考えた今後の人生と、退職してまでやってみたかったこと。
思っていた形やタイミングではないけれど、今の状態からもう一度、やりたかった仕事をどうすればどういう形でなら実現できるのか、模索していきたいです。
二児持ち、30代後半、資格なし、無職。
フルタイム正社員で働いてた子持ち女性が退職した、という事実しかない。
一見「詰んだ」ように見えるところから、どうやって自分のありたい姿と家庭を両立させていくのか、いろいろ試してみたいと思っています。